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旨いものを喰おう

喰いましょう。さぁ。

"i'mperfect"を聴く

相変わらずの音数の多さには驚かされ一度聞いてもすべての音が把握できない、特に#2あたり。きっと音を情報量に変換したときにその総量が多すぎて一度に脳内で咀嚼できないのであろう。脳内の神経伝達物質を総動員しても間に合わない。

 

枚数を重ねるごとに楽曲としては安定してきたのか、あるいは過去の作品を聞き込んだことにより脳内でパターン認識の型が産まれたからなのか、"らしさ"を感じてある意味懐かしさみたいなものすら覚える。この"らしさ"があるから、楽器としての演奏が安定し、また曲の途中で度肝を抜くような変調がなくなったり、メロディ一つ一つのキャッチーさとか突飛さとかが減ったと感じようとも、残念だという印象には結びつかない。

 

音符で言う休符みたいな"間"はどんどん少なくなっているようにも思え、刺激に慣れすぎてより高い刺激を求めるというある意味でのマンネリ化みたいなものが"あるある"感を催し逆に心地よい。それを"成熟"と表現しようが何と表現しようが、つまりは何物もひとつの場所にとどまることはできず、ここではないどこかへと向かうのである。

 

一発でハッとなるようなキラーチューンかどうか一瞬判別がつかないのは、おそらく過去に初めて聞いた時の衝撃を越えられないからで、作品自体の完成度と言うよりも受け手側の新鮮味みたいなものが影響していると思われる。結果、何度も聞くうちに染み渡り徐々に心地よくなるといういつものパターンなのであると予想される。

i'mperfect

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